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我が愛しのシャンプーたち

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年齢とともに不安になるのが、髪の毛の状態。男性ではどうしても髪の毛が細くなり、その結果全体のボリュームを失い、薄く見えるという悩みが年々増大していきます。毎日のシャンプー洗浄は頭皮に良くないとは思いつつも、お湯だけですと痒みはとれないし、ボリューム感が、ということでどうしてもシャンプーに手が伸びてしまいます。そこで今回は日々付き合っているシャンプーのことを綴ってみたいと思います。

シャンプーの成分で頭皮へダメージを与えうるものは界面活性剤です。しかし、これなしにシャンプーは成り立たないのです。汚れを洗い落としてくれる、主成分なのですから。

シャンプーとの付き合いは一生ものですから、自分の頭皮に合ったシャンプーを早く見つけ、その主成分の界面活性剤とうまく付き合っていくことが重要だと思います。

 

界面活性剤とは…

石鹸などの界面活性剤は溶液の表面張力を著しく低下させる性質を持つ物質であり、その集合体はミセルと呼ばれ、その親水基と疎水基から高い洗浄力を有する。汚れを疎水基が取り込んで落としていく仕組み。

 

強い界面活性剤とあげられるものは次の三つです。

 

極端に強い界面活性剤

  1. ラウリル硫酸NA
  2. ラウレス硫酸NA
  3. ラウレス硫酸アンモニウム

 

1.よりも分子が大きいのが2.です。売れ筋のシャンプーはほとんど 2.を含んでおり、2.を逃れることはほとんど不可能です。ホテル常備の高品質のシャンプーも 2.を含んでいます。

 

上記三つ以外の界面活性剤を用いたシャンプーももちろんあります。やや高額ですが、これらに切り替えることで、長期的には最も安価な投資となるかもしれません。

 

次に洗髪のポイントを挙げてみたいと思います。

 

◎シャンプー洗いは一回でOKでは?

二回洗いを勧めるマニュアルもありますが、洗いすぎではないでしょうか。

 

◎朝シャンは極力避ける。

夜のうちにできた頭皮の薄膜が流され、紫外線の影響を受けやすくなるとのことですが、疲労等で朝シャン止むなしの日もあるでしょう。そういう日の夜は、思い切ってお湯だけ洗いにしては如何でしょうか。

 

◎整髪剤にも注意が必要。

有害物質を含んだ臭いトニックは考え物です。実はこの種のトニックは長年使用しておりました。抜け毛予防にはある程度効果はあったと思いますが……。ハードタイプのムースもつけすぎると、髪が痛痒くなり、いたたまれなくなります。ボリュームアップになるわけでもないので、使用量と使用のタイミングには配慮が必要です。

 

なお、私が現在使用しているシャンプーは下記のとおりです。

 

COW 無添加シャンプー(牛乳石鹸共進社株式会社)

界面活性剤はココイルグルタミン酸2Naとスルホコハク酸ラウレス2Na。髪のふんわり感は出ますが、ごわごわするのでリンスの使用は必となります。

 

★馬油シャンプー(旅美人:アズマ商事)

伊香保温泉で出会い、以降愛用。それほど悪くないと思う。泡立ちは悪かったが、界面活性剤を強めて改善したように思います(ラウリル硫酸TEA)。安めの似た商品が出回っている。

 

★ルベル(LebeL:タカラベルモント)

美容室で勧められて使用開始。酸性石鹸系界面活性剤(POEラウリルエーテル酢酸Na)を含み、髪に優しい。抜け毛が少なく、爽快度が高い。値段は一番高く、720mlボトルで3000円台。

 

私は使っていませんが、妻が利用して気に入っていたようです。次のシャンプーもお薦めです。

HaruNijito 

400ml3000円台。抜け毛が劇的に減った。ノンシリコン・シャンプー。洗浄力は低いため、事前のブラッシングとお湯洗いを入念に行なうこと。界面活性剤はココイルグルタミン酸TEA



リーズナブルで名の知れた大手メーカーのシャンプー、ホテル備え付けのシャンプーにはほとんど強い界面活性剤が含まれていると思われます。しかし、シャンプーの使用量を適切にすれば、界面活性剤にそれほど拘らなくてもいいのではというのが考えた末の結論です。良い悪いは結局、香り・頭皮への影響・洗ったあとの髪の状態にあるのではないでしょうか。

 

なによりも髪に良いのは健康な生活が一番。十分な睡眠と栄養。適度な運動をして日々のストレスを発散、快適な「髪」ライフを送りましょう。

 

執筆者 徹

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