こんにちは、かりんです。ガラカメ世代の中年の皆さまへ重大発表がございます!!!
いつ『紅天女』が上演されるのか?ワタシが生きているうちに....もしくは美内すずえ先生がご存命の間に、果たして『紅天女』が上演されて物語が完結するのか?いよいよ心配になってきた今日この頃。。。
もしかしたら、今年あたりやっと、新刊が出るかもしれませんね?!
なぜなら......
ガラスの仮面展へ行こう♬
ガラスの仮面展 日程は?
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開催日:2017年8月23日(水)~9月4日(月)
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開催時間:午前10時~午後8時(最終日は午後5時閉場)
ガラスの仮面展 場所は?
松屋銀座8F イベントスクエア
松屋銀座 アクセス
- 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線
「銀座駅」A12番出口直結- 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」
9番出口より徒歩3分
- 都営地下鉄浅草線「東銀座駅」
A8番出口より徒歩3分- JR「有楽町駅」より徒歩8分
ガラスの仮面展 入場料は?
- 当日券 一般1000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円
- 前売り券 一般700円、高校生500円、中学生400円
- 割引券(書店チラシコーナーにあり)一般900円、高校生600円、中学生400円
ガラスの仮面展 前売り券を手に入れるには?
以下で8月22日まで販売中。
ガラスの仮面展 展示内容は?
幻の名作「紅天女(くれないてんにょ)」の主役をめぐり、激しい争いを繰り広げる天才少女・北島マヤと、宿命のライバル・姫川亜弓。マヤを陰から支える「紫のバラのひと」大都芸能社長・速水真澄や、伝説の大女優でありマヤの師である月影千草。登場するキャラクターも作品の大きな魅力となり、単行本49巻までの累計発行部数は5,000万部を超えるベストセラーとなっています。
本展では、1976年に連載を開始した当初の貴重な漫画原画を含む約400点以上を一堂に展観し、作品の名シーンを振り返ります。息を呑むほどの過激な特訓シーン、少女漫画特有のきらめきや乙女が抱く恋心、こまやかに表現されるキャラクターの心理、そして、熱く演じられる劇中劇が描かれた原画の数々をどうぞお楽しみください。
ガラスの仮面の愛読者ならば、懐かしい名場面の数々にオタク心が疼くこと間違いなし(*''▽'')
ガラスの仮面展へサクッと行ってきた!
2017年9月3日、東京展・最終日の前日の日曜日。この日の朝、美内先生がTV出演され『ガラスの仮面展』の宣伝をしたせいか?
松屋銀座の展覧会会場は、思っていたよりも大盛況だった。
ガラスの仮面はアニメで繰り返し放映していること、現在も連載中である現役マンガであること、貫地谷ちゃんが舞台で『ガラカメ』を演じていたことなどなど。。。
思いのほか若い女子や、若いカップルが来場していましたね。さらに、親子づれもチラホラみられました。
あと、オッサン二人組とか。でもやっぱり中心は、リアルタイムで『ガラカメ』を見守ってきた中高年女性たち。
何となくですが、会場の雰囲気は客層によって愉しみ方が違っていたようだった。
- 若い人たちは、ツッコミを入れながらカジュアルに愉しんでいた感じ。ある意味、客観的な視点で余裕のある層。
- 中高年女性たちは、じっくり真剣に見てましたね。『ガラカメ』への思い入れに年季が入っているのでしょうか。
もちろん、会場内は撮影禁止!
ガラスの仮面展に展示されていたもの
展示のほとんどが、原画です。
原画は、モノクロ中心にカラーも数多く出展。ストーリーは、順番と関係なく、有名なエピソードを中心に1巻~新しいエピソードまで、エピソードの固まりを展示。
来場者が『あ、これ懐かしい!!!』というものがいっぱい集まってましたね。
マヤと亜弓さんが中心だけど、真澄さんや月影先生のエピソードもありましたね。マヤが演じた役もまとめてあった。
イラスト自体を愉しむというよりは、イラストを含めた『ガラスの仮面』の懐かしのエピソードをガラカメファンが回想できるように、まとめたようでしたね。
入り口には、スクリーンでガラカメ映像一部流れる
印象的なガラカメのシーンがスクリーンで流れ、一気にガラスの仮面の世界に誘う感じかしら?
壁一面にはマヤ、亜弓さん、真澄さま、月影先生などのイラストが!
拡大イラストが壁一面に現れる。
ガラスケースには、美内すずえ先生の小中学生時代の、貴重な創作マンガノートが!
大学ノートのようなものに、美内先生のマンガが描かれている。もちろんデビュー前の貴重な作品!
小中学生とはいえ、玄人顔負けの絵を描いていたのは、さすが天性の漫画家としか言えない。ストーリーも背景もしっかり描かれていたので、本格的に若い頃から学んでいたのでしょうか。
美内すずえ先生のガラカメ以外の作品・原画も紹介。
70年代の初期作品を中心に、ホラーものまで。そうそう、美内先生のホラーものはちびりそうなほど、怖いんだった( ゚Д゚)
白い影法師とか、マジで尾を引くからね。
芝居『ガラスの仮面』の衣装が展示、あと仮面も展示
貫地谷ちゃんの着用した衣装も展示されてます。『二人の王女』の衣装ね。
細いから衣装も小さいんだな~。
出口付近には、美内すずえ先生からのメッセージ映像が!
ガラスの仮面は、最後まで完成するつもりなので、待っていてくださいね!というようなメッセージ。
ああ、まだ先生は諦めたわけではなかったんだな。。。とひとまず安心。そして、思いのほか若々しい先生のお姿を拝見して、まだまだイケるゾと期待が膨らみました ('ω')ノ
出口には記念写真コーナーも☆
これは楽しかったですね~。マヤ、月影先生、亜弓さんの三種類の撮影スポットがありましたよ。
やっぱり、マヤ編が一番人気。ワタシもマヤになりました( `ー´)ノ
そして入口も
写真の紫の薔薇は、ガラスの仮面の陰のファンの方が、長い年月美内すずえ先生へ紫の薔薇を贈り続けているとか?原作の真澄さんと同じように陰ながら紫の薔薇を贈って応援し続けているんですって。
粋なファンですね☆
展覧会を出ると、ガラカメグッズが凄いことになっていた!!!
ガラスの仮面展を愉しんだあとは、お財布の紐を緩めてみては???というように、半端ないほどのガラカメグッズで会場は溢れていましたね。
レジが混んでいたので、皆さんグッズを買っていたのではないでしょうか?
ここでしか買えないレアなものには、ついついお財布の紐が緩んでしまいますよね~。
えっ、ワタシ?
ポストカードでも買おうかな~とは思ったが、レジ待ちがめんどくさかったので買いませんでした。
ガラカメグッズについては、公式サイトで写真入りで紹介しているのでご参考までにどうぞ。
ガラカメ♡ファンで、今も全巻コミックス持ちのワタシの感想は?
ワタシは実家と自宅合わせて、コミックスを全巻持ってます。ストーリーが大好きなので、特に前半~紅天女編の手前までは、10回以上は読み直している。エピソードのワンシーンが出てきたら、どの場面で今後どうなるのかも人に解説できるほど読み込んでいるといっても過言ではない。
そんなガラカメファンにとっての今回の展覧会は、果たしてどう感じたのか?
結論からいうと、、、期待が大きすぎた分物足りなかった感が否めない。
理由は以下の通り。かなり辛口ですがご勘弁を!
- ストーリーを味わうのは自宅で十分できているから。いわば、日常。
- 原画はコミック版より少し大きくなったくらいの印象。
- 人が多すぎて、原画をじっくり見ることにストレスが。歩きながら軽く見ることが中心だった。
- ガラスの仮面についての新情報が欲しかったが、回想が中心で新たな発見がなかったこと。
- もう少し、インタラクティブに愉しめる企画でも良かったのでは?それが少ないので、入場料が高く感じた。
空いていたらもう少し愉しめたかもしれませんね。ちなみに、連行同行した旦那さんは、展覧会に満足したようです。(彼は過去に、1巻から前半部分までは読んでいた。)
次回は、12月に京都の展覧会です。
ガラスの仮面って何?と知らないヤングな方たちへ
Wikipediaより ガラスの仮面
『ガラスの仮面』(ガラスのかめん)は、美内すずえによる日本の少女漫画作品。1976年から現在まで長期連載が続いており、2014年9月の時点で累計発行部数が5,000万部を突破した大ベストセラーで、平凡な一人の少女が眠れる芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品である。
ガラスの仮面 ネタバレ注意!!! 簡単なストーリー
1.メインは、二人の全く正反対の境遇・タイプの女優、北島マヤと姫川亜弓。マヤは貧しい生まれ。演劇以外、何の才能もない一見平凡な少女。だが、往年の大女優・月影千草が『天才』と言わしめるほどの逸材。
一方亜弓は、名女優の母と名監督の父から生まれたサラブレット。美貌・富・芸術的才能・知性等全てに恵まれてきた亜弓。しかし、マヤの類まれなる才能にいち早く気づき、激しい嫉妬を抱く。亜弓はマヤを唯一のライバルと認めるようになる。
2.序盤はマヤと亜弓の成長ストーリー。中学生からスタートする。マヤに片恋する俳優の桜小路君、マヤの陰のファンとして長期間、物質的・精神的に支え続ける大都芸能社長の速水真澄。往年の大女優・月影千草は、当初マヤの演技の先生として、何度も死にかけるが、奇跡の復活を遂げ、スパルタ指導を続ける。
3.大都芸能に所属したマヤは、あれよあれよという間に、芸能界のスターダムへのし上がった。しかし、栄光は長くは続かず、母の死で精神的にボロボロになったマヤは、付き人の罠に陥れられてあえなく芸能界を失脚。月影先生からも厳しい制裁を受けることに。
4.どん底にいたマヤは高校演劇から、自力で独り芝居を上演し大成功を収める。観客がマヤの演技の先生となったのだ。世間のマヤへの悪評は、マヤの自主上演の大成功で全て払拭できた。今や観客は、マヤのファンへと変わった。
5.マヤは仲間である劇団月影メンバーと再び、舞台に立てるようになった。さらに、ひょんなことから舞台で亜弓の相手役・オーディションを受け、満場一致でマヤに決まる。どん底から這い上がってきたマヤを亜弓は心から嬉しく思う。
6.その後もマヤと亜弓は、お互い新境地を見つけて演技に磨きをかけていく。
7.往年の大女優・月影千草が、かつて上演した幻の作品『紅天女』の上演権をめぐって、大都芸能社長の速水真澄は親子二代に渡って、千草から上演権を奪い取ろうと画策する。千草はなんとしてでも、自分の作品を渡したくない。そして、千草は紅天女の主役候補を亜弓とマヤのどちらかにすると、公式に発表する。
8.並行して、マヤへの気持ちがファンから恋心に変わっていく真澄。しだいにマヤの気持ちも速水へと傾いていく。しかし二人の恋の行方は、荒れ模様。速水には経営者としての縁談が持ち上がる。そこで、ライバル紫織さま登場。マヤへの恋心を抱く真澄に気づき、お嬢様キャラから恐怖のメンヘラ嫉妬キャラへ変貌。
9.一方、亜弓にも金髪のイケメンカメラマン・ハミル氏との恋愛模様が。亜弓は事故から失明の危機に。目の治療よりも演劇を優先する亜弓の眼は、いったいどうなってしまうのか?
10.紅天女の後継者を決めるための、最終審査は2つの演劇グループによる紅天女の試演。監督から役者全てを2つのグループに分けて、全て2者から優れたものが最終的に紅天女の後継者となる。
果たして、紅天女の試演の行方は?亜弓さんは目が見えないのに演技ができるのか?マヤの演技は?マヤと真澄、紫織様の三角関係は?千草は、試演を見届けるまで、生きていられるか?マヤと亜弓のどちらが、紅天女に選ばれるのか?
ここまでが、49巻まで。ここ数年は、物語の進行スピードが遅すぎてじれったくてしょうがないです(*´Д`)
さらに、アニメ『ガラスの仮面』はネットフリックスで視聴できます。
TVでアニメ放送した内容をネットフリックスでまとめて、観ることができます。アニメはコミックスに比べて、かなり端折ってますので、個人的にはコミックスの方が味わい深い。
ガラスの仮面のこと、もっと知りたくなっちゃったなーという人は『ガラスの仮面Naverまとめ』をチェックしてみる?!
1976年でスタートした時は、中学生だった2人。41年後は+14歳くらいで、なんと55歳( ゚Д゚) 41年も経つと、ファッションも微妙に変わっています。電話は黒電話から、携帯電話へ変わり...主人公はまだ20代ですが41年もの月日が流れているのは驚きですね。いやはや、美内すずえ先生も、まさかここまで『ガラスの仮面』を長引かせるとは思ってもみなかったのでは?
以上、ガラスの仮面展の紹介から、ガラスの仮面の紹介までまとめてみました。