クラシック音楽&ライブ鑑賞

ラ・フォル・ジュルネ2018は、いつまでも続いてほしい宴のようなものだった。~懐かしの音楽鑑賞記録~

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GW毎年恒例の「ラ・フォル・ジュルネ2018」へ行ってまいりました。公式サイトによると、2018年は約43万2千人の来場者があったようです。

毎年テーマに沿った音楽祭が開催される「ラ・フォル・ジュルネ」ですが、今年のテーマは「モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ」。さらに、今年はなんと「池袋」「丸の内」2つのエリアで開催しました!

池袋・銀座間は、メトロで20分ほどの距離。来場者によっては、会場間の移動ロスで聴きたい演目を断念した人もいるかもしれませんね。

この記事では「ラ・フォル・ジュルネ2018 写真日記」として綴っていきます。後日、クラシックマニアの主人がコンサート記録をまとめますので、詳細は別途。

5月3日 池袋「東京芸術劇場」にて

池袋エリアの有料プログラムは、東京芸術劇場内にある以下3つのホールで開催されました。

  • 「コンサートホール(1999席の大ホール)」
  • 「地下のシアターイースト(272席の小ホール)」
  • 「地下のシアターウェスト(270席の小ホール)」

池袋エリアの魅力は、コンサート料金の安さでしょう。年々丸の内エリアのコンサート料金が2500円前後に値上がるなか、芸術劇場の大ホールでは1500円から聴くことができました。

ラフォルジュルネ初日は、18:30からブルースのバーバラ・ヘンドリックスからスタート。アメリカのナイトクラブにいるようなしっとりとしたサウンドでしたね。

22:00~のライブまで2時間半も空き時間があったので、エソラビルのブックカフェで軽食しながらくつろいだ。

梟書茶房は、ドトールとカモメブックスがコラボした池袋で人気の本屋カフェです。本棚には旅行・アート・小説など取り揃えてあり、自由に読み放題。まるで本のようなブックサンドがリピートしたくなるような旨さ!

ドトールより価格設定は高く、コーヒー&ブックサンドで1100円ほど。時間の使い方は、広々とした店内でゆったり話すもよし、読書を愉しむのもよし、パンケーキをほおばりながら物思いに耽るのもよし。

ゆったり有意義に過ごせる、おススメの「梟書茶房」です。

22:00から1時間の「渋さ知らズ」にぶったまけて、ラフォルジュルネ初日が終了。

永遠に続くかのような「新世界」もどき騒音と、ウシとダンサーのカオス。会場は熱狂のうず。一方で耳を塞いで、自身の鼓膜を保護する観客も。

コンサートが終わった23:00すぎの東京芸術劇場前。池袋西口の喧騒も、収まりつつありました。

5月4日 池袋 東京芸術劇場でジャズピアノを聴く

シアターウェスト「シネマコンサート チャップリンの移民」を聴く。スクリーンの無声映画「移民」に合わせて、ジャズピアノが奏でられた。

キッズのためのコンサートだったので、親子参加が多かったですね。

西口広場の無料コンサートも賑わってました。テーブルで野外音楽を肴に宴会を愉しむ観衆も。

3日の無料コンサートを賑わしたのは「渋さ知らズ」だったらしい。

池袋エリアの無料コンサートは、他にもサンシャインや東武、西武デパートでも、時間限定で開催されていた様子。丸の内エリアと違って、演目が少なく聴きにいけなかったけど。

子供に人気スポットは、東京芸術劇場内にある電車の撮影スチール。

池袋エリアは、東武鉄道が協賛していたので東武鉄道×ラフォルジュルネのコラボ撮影ができたよう。

東京芸術劇場内にあるベルギービールカフェ「AUBE(オーブ)」で軽く一杯。

コスパは高めで、お酒は700円~800円。カウンター席は、女性のおひとり様が気軽に寛げる点が良いですね。

5月5日 池袋と有楽町の梯子ライブ。朝から晩まで宴を満喫。

10:30~池袋東京芸術劇場「シアターウエスト」で、マリンバとパーカッションを聴く。

安江さんのマリンバは、昨年に引き続き2回目。エキゾチックで力強い演奏に目を奪われた。

余韻に浸るのは後回しにして、有楽町国際フォーラムへ丸の内線でサクッと移動。

爽やかな晴天のなか、既に多くの来場者が国際フォーラムを埋め尽くしていた。

昨年の今頃に比べて、季節が早いので緑も若干濃いめですね。

12:15~主人が大好きな指揮者・井上道義氏率いる、新日本フィルの演奏。ゴジラで有名な作曲家の伊福部氏の演目を聴いた。井上氏のトークは面白さが健在、肩ひじ張らず愉しい演奏が聴けることに感謝♬

18:45~有料プログラムまでたっぷり時間があったので、まずは「銀座エノテカミレ」でランチをした。

銀座の中心では、学生によるパレードの影響でメインストリートが大混雑!午後にはゆるキャラも登場して、賑やかな銀座だったみたい。

「エノテカミレ」は、銀座シックスの通りを挟んだ「みゆき通り」沿いにあります。たまーに著名作家を囲む「ワインの会」が催されるとか。

エノテカと言えばワインで有名なんですが、銀座のど真ん中にあるのに空いていて1000円でランチセットが食べれる超穴場。

二階に上がると、カウンターとテーブル席のこじんまりとした店内。レストランの隣は、ワイン売り場。エノテカミレのミレは、ミレニアム(1000)からきていて1000種類のワインが取り揃えてあるそう。

1000円ランチは、スープと飲み物、メインから成ります。メインは幾つかあるのだけど今回食べてみたのは、以下の3つ。

茄子のトマトソースパスタ。かなりの量でしたね。普通に美味しかったです。

今回おススメしたいのが、こちらのえびかつサンド。プリプリのエビがたまらない!

ローストビーフサラダセットも美味しかったけど、これだけだとお腹空いちゃうかも。週末は食後にコーヒーか紅茶が選べます。

平日は、ソフトドリンクの他にも赤白のグラスワインからドリンクを選べるので、かなりお得!さらに280円でスパークリングワインも+αで付いてきます。

まだまだ時間があったので、三菱一号館などで無料コンサートを愉しみました。

満開の薔薇が優雅な午後を彩りました。

散策日よりだったので、噴水広場でまったり日向ぼっこをしたり、お堀沿いに白鳥を眺めながら歩いたり。

待ち時間に屋台のあるキオスク広場で、お祭りの雰囲気を満喫したり。サングリア、白ワイン、から揚げセットで小腹をいっぱいにしたり。

そして、18:45~のラストコンサートへ。アブデル・ラーマンのショパンとラフマニノフのピアノ演奏を聴く。ラフォルジュルネのラストを締めくくるにふさわしい圧巻の演奏でした。

コンサートの余韻を味わうべく、屋台でコーヒーとチョコ菓子をかじった。

今年もラフォルジュルネ【池袋と有楽町】へ3日間通いました。毎年思うことは、お祭りのはじめはゆっくりすぎて、最終日はおどろくほど早く時間が過ぎていく。

はじまる前はたっぷりあると思っていたけれど、本当にあっという間。愉しいことってなんでこんなに時間が加速するのかしらね。永遠に続いてほしいといつも願う宴だけれど、限られた時間だからこそこんなに愛おしいのでしょう。

ちなみに未だラフォルジュルネ・ロスです。素晴らしい音楽と空間をありがとうございました✨

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