薔薇に誘われて、初めての旧古河庭園へ行ってまいりました。そうです。旧 古河庭園 春のバラフェスティバルのライトアップへ🌹(何だか、ヤマザキ 春のパン祭り みたいな、、、そんな感じ?!)
旧古河庭園の見どころ
その1.やっぱり、洋館と洋風庭園でしょう!
設計者は、英国人建築家のコンドル。かの有名な鹿鳴館、お茶の水のニコライ堂、旧岩崎庭園洋館を手がけた、明治~大正時代にかけて、歴史的建造物を残してきたコンドル氏の設計。日本の西洋建築の歴史をに名を刻み、現在は文化財指定名称と指定された。
その2.やっぱり、春の薔薇。でも、秋の薔薇もあるってよ。
その3.京都の庭師が設計した日本庭園も捨てがたい!
『心』の草書体をかたどった『心字池』、水を使わない『枯山水』の1つ『枯滝』、高いところから水が流れる『大滝』など。
旧 古河庭園 おすすめ来園時期
バラ園で有名な旧 古河庭園は、現在90種180株の多彩な品種のバラが植えられているそう。
バラの開花時期、春は5月中旬から6月下旬まで。秋は10月中旬から11月下旬までが、バラの見頃のようです。
その他 花の開花時期
〇4月下旬~5月上旬 牡丹
〇4月上旬~5月上旬 ツツジ
〇2月上旬~3月中旬 梅
けれども、洋館とセットで撮影となれば、やっぱりバラの開花時期がベストシーズンのようです。
旧 古河庭園のアクセス(行き方)
3つの駅が使えます。
〇JR京浜東北線 上中里駅 下車 徒歩7分
〇メトロ南北線 西ヶ原駅 下車 徒歩7分
〇JR山手線 駒込駅 下車 徒歩12分
JR山手線 駒込駅から、旧古河庭園へのアクセス
駒込駅は池袋よりなので、池袋付近からのアクセスは最高!
①JR駒込駅 改札を出て、北口へ
②表通りに出たらそこは、本郷通り。駅を背にして、右へ700mで旧古河庭園へ。左へ直進すると550mで、六義園へ。
③本郷通りをひたすら直進。庶民的な界隈です。横断歩道を渡って、進行方向左側の歩道を歩きましょう。
こんな昭和な銭湯があったり、この先には中々良さげな庶民派商店街が見えてくる。
④この看板が見えたら、その先に歩道橋が見えるはず。歩道橋を道なりに左折すると、すぐ『旧 古河庭園』入口へ到着。
⑤古河庭園に到着。やっぱり徒歩12分かかりますね。ちょっとした運動になりますよ。庭園の入園料は、一般150円ぽっきり。65歳以上は70円!小学生以下、都内在中・在学の中学生は共に無料(*''▽'')
また、六義園とハシゴ園をする場合は、入園引換券400円が適用。安いですね~いいですね~。
旧古河庭園 春のバラフェスティバル について
なんだか貴族的なお祭りでワクワクいたしますが、パリピもリア充もおりません。(おそらく)
地味目の老夫婦、地味目の若手カップル、写真好き男女、草花好きなシニア女性という、お祭りという言葉が似つかわしくない、至極真面目そうな人達で賑わってましたね。(もしくは、熱心に撮影していたから、真面目そうに見えたのか定かではないが、、、。)
エッ、ワタシ?ワタシも地味めの中面夫婦として、来園いたしました、、、。
あ、でも一人、アイドル時代の松田聖子ちゃんのような『全身ホワイト+フリル+リボン』のおひとり様少女がセルフィしてましたね。バラ園をそよ風のように駆け抜けるお姿は、洋館のお嬢様といった風貌でしたねえ~。
ライトアップは5/12~5/21までの、たった10日で昨日終わってしまったけれど、バラフェスティバルは5/31まで開催しているので、パリピやリア充でないアナタもぜひ、行ってみてはいかがでしょうか❓❓❓
以下、簡単なイベントを紹介しますね(*''▽'')
旧 古河庭園 春のバラフェスティバル 2017 イベント内容
バラと洋館・日本庭園のライトアップ
5/12(金)~21日(日) 9時~21時
春バラの音楽会(雨天中止)
5/6(土)O'Jizo(オジゾー)アイリッシュ・・トラッドミュージック
5/7(日)弦楽四重奏
5/27(土)フルートとピアノ
各日 12時、15時。各回約30分。
春バラ人気投票
昨年はシンデレラ(品種)が初の1位。
庭園ガイド(雨天中止)
〇月~金 各日14時~約60分
〇土曜&日曜 各日11時、14時の二回(各回約60分)
館内見学ツアー
〇ガイドの案内により1時間の館内見学ができる
〇入館料は800円
〇1日2回(ライトアップ期間は19:00~の回もあり)
〇受付は開始時間15分前から。館入口前に並び、先着順となる。ちなみに、ライトアップ最終日の19時は結構な行列でしたねえ~。
臨時売店
5/~5/31日
バラのアイスクリームが数種類販売。薔薇のリッチな香りがしたけど、ハンドクリームを食べているような食感のアイスもあったので、好みによるかも。1つ370円なり。
その他、ミニバラの植木が安かった。バラ関連の雑貨店も出店。
バラの園では、かなりの品種が咲き誇り、ピークが過ぎたバラもチラホラあったが、殆どが見ごろを迎えていて、大撮影大会と化していた(; ・`д・´)
どのバラも甲乙つけ難いほどで、バラがもし人間の言葉をしゃべれるのならば。。。。
ワタシヲミテ!ワタシッテ、トッテモカレンデショ💜
ワタシノホウガ、ハナヤカヨ。キレイデショ♡
ワタシノイロ、トテモメズラシイノヨ。ミテミテ☆
ワタシガイチバン!セカイデイチバン、キレイナバラヨ!
こんな自己主張が聞こえてきそうなほど、どの薔薇も美しく、個性的で、惹きこまれてしまう魅力を放っていた。
薔薇には全く詳しくないが、個人的には『ドイツ』『日本』の品種に心ひかれましたね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
旧古河庭園 バラフェスティバルで、好きな順位をつけてみた。
紹介した以外にもいっぱい素敵な品種があり、バラ園をグルグル巡回しちゃいましたよ~。少し離れたベンチでまどろんでいる人たちも、いっぱいおりましたね。皆さん、バラと邸宅のある空間を愉しんでいたのでしょうか。もしくは、ライトアップ待ちかな?
5位 丹頂(日本)
フラミンゴを想わせる花の色。開花に従って、花弁のふちの赤色が広がっていくそうです。名前は、鶴のタンチョウにちなんだそうです!かなり大ぶりなバラでしたね~。
4位 琴音(日本)
白が強い淡いピンク色の下地にアプリコットの色を添える。育てやすい初心者向きのバラ。大輪の琴音ちゃんが本当にかわいかった♡
3位 万葉(日本)
波打ったような花びらが美しい。アプリコットオレンジの美しい花色で、どこか牡丹のような味わいもある。上品なバラですね。
2位 サハラ’98(ドイツ)
イエロー、オレンジ、ピンクと花の色が変化し、そのグラデーションが美しいバラ。比較的枝が太いので、フェンスや壁面で育てる方が良いそうです。香りはあまりしない。もう、一目ぼれしましたね。
1位 アンジェラ(ドイツ)
愛らしく小ぶりなピンクのバラで、名前はエンジェルから来ているようです。1つ1つの花はシンプルだけど、一斉に咲くと華やかになる。比較的育てやすい初心者向けの品種のようですね。目の覚めるような鮮やかなピンクがとてもガーリーで、迷わずNO.1に決定!
館を取り囲むように咲き誇ったバラたちも、堂々たる美を放っておりましたね。まるで、貴族の館のようでしょ?
旧古河庭園の春のバラフェスティバルで、お財布に優しく、心は豊かに、贅沢な時間を過ごしてみませんか?