新年を迎えると、果たして今年はどんな一年になるのか?
気になりますよね、やっぱり。
景気が良くなる?今年流行るものは?噴火やテロは大丈夫?などなど、知りたいことは山ほどあるけど、ビジネス書を読むのは面倒で......。という人たちに朗報です!
こんなマンガ雑誌はいかがでしょうか?
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PRESIDENT NEXT マンガ版 2016年 総予測 ~1時間でわかる日本の経済・テクノロジー・社会問題~
このマンガのココが凄い!
POINT➊
Q&A方式で、専門家がマンガのなかで答えてくれる。活字のみだと難しく感じる内容も、イラスト解説があるとイメージしやすい。
POINT❷
テーマが違うとマンガ家も変わる。バラエティに富んだ作画が愉しめる幕ノ内弁当方式。
POINT❸
マンガのストーリーと並行して、余白ではサブキャラ会社員コンビのボケ&突っ込みが、二度美味しい!
POINT❹
マンガだけどボリューミーな情報量がお得。この一冊を読んだだけで、ちょっと賢くなった気持ちになります。
POINT❺
マンガで速読力UP!いま最も気になるニッポンの5大重要テーマを網羅。
POINT❻
たっぷりの情報を理解、INPUTするのに、わずか1時間! 時短です。
POINT❼
2016年のKEY WORDを意識した内容。このKEYWORDが頭に入ると、KEYWORD情報が意識的にキャッチしやすくなる。
おまけ 連載マンガでは、カップラーメンを美味しく調理する豆知識から哲学入門マンガまで、雑学情報も仕入れることができる。
少し本書を持ち上げすぎてしまったので、不満をひとつ。
画が可愛くな~い 😥
作画が青年マンガぽくて、少々泥臭いところが残念。オヤジ風の作画は、親雑誌がPRESIDENTだから、しょうがないのかな。
PRESIDENT NEXTでは、マンガやイラストが描ける人を現在募集中です。今後は女性好みのふんわりした作画も欲しいところ。絵が得意なひと、副業にいかがでしょうか?
☞ next@president.co.jpへ応募しよう。
さて、期待感が最高潮に高まったところで、内容紹介です。
新しいビジネスを考えたり、株の投資先を考えたりするときは、まず、世の中の大きな動き、流れをつかむことです。
またテロリズムや自然大災害の危機が迫っている今日、大切な人や家族を守るためには、もしものときの備えが必要です。
つまり、先読みや先回りが、私たちの働き方、生き方の質を上げてくれるのです。
社会問題 日本人の宿題が見えてくる!
◇「小規模噴火」はなぜ増えているのか
富士山の火砕流は東京まで来ませんよ。箱根山でとどまるでしょうから。むしろ首都圏 とくに神奈川県に被害を及ぼすとしたら、箱根山が噴火したときです。
富士山の最後の噴火が1707年。それから300年間はおとなしい。専門家の予測では、可能性は半々みたいです。
◇「不良老人」はなぜ増えているのか
取材後にわかったことですが、年を取れば取るほど、年下の異性がそばにいるのは、何億の資産よりも価値があるんです。
100歳以上の高齢者は6万人以上!なんと東京ドームに入りきらないほどの人数!
Q 暴走老人はなぜ増えるのか?
➡仕事やボランティアをしたり、趣味の仲間がいて、なんらかの形で社会とつながりを保っている人は不良老人になりにくい。
社会に不必要な存在だと自分で思ってしまうと、糸の切れた凧のようになってしまう。万引きや恋愛からストーカー行為などの迷惑行為は、アドレナリンが出てやめられなくなるみたい。
2016年、65歳以上は総人口の26%の超高齢化社会に突入。人々が上手な老い方を学習していく時代になったのではないでしょうか。
◇「ヤバイ医者」はなぜ増えているのか
ヤバイ医者は昔からいたのです。
2016年の医療界は、異種格闘技戦に突入します。医者や病院の言うことを鵜呑みにするのは、闘いを放棄したのも同然。
担当医の履歴をチェックしたり、手術と診断されたらセカンド、サードオピニオンが大事。
また、病院の実績や施設に惑わされないこと。肝心なのは、施設より担当医です。
これからの時代は、信頼できる医者と病院を患者が勝ち取るしかありません。
情報と判断力がカギを握っているようです。
経済の予測 株価3万円が見えてくる!
企業のスタンスが攻めに変わったということが大きい。投資家はそこに注目すべき。
専門家は 、2016年3月には2万3000円、半ばには2万5000円、後半は横ばいと予測。理由は3つ。
➊企業の海外展開が業績に好影響を及ぼしている。
❷安倍首相の成長戦略の1つインバウンド(観光立国)が大きく進んでいる。
❸コーポレート ガバナンスの強化。上場企業の経営者は、株主から預かったお金を使って、どうやって利益を増やすかの説明義務が生じた。日本企業のリスク回避・経営➡攻めの経営に変わってきている。
さてさて、2016年は、株式投資、はじめちゃう?
ワーク・ライフ・バランス 週休3日が見えてくる!
現役の頃から休日の質、生き方の質にこだわるべきです。それが、ワークバランスの本質につながるのです!
ユニクロのように、例え週休3日でも、勤務日5日の所定労働時間40時間を変えず、1日休みが増えることにより2時間の残業が増えるイメージでは、ワークライフバランスとは言えない。
例え給料が下がっても、休める日を自由に選べること、所定労働時間を減らせること、子育ての時間を取れること、学校へ行ったり副業ができるようになって、週休3日制度が「使える」制度になるのです。
この制度は、会社の人事から全社員が、仕事への意識を徹底的に変えていくまで、時間がかかりそう。昭和的な長時間労働は、現代人には適合しなくなってきたのですね。
インバウンド 外国人観光客3000万人が見えてくる!
中国人観光客による「爆買い」。彼らはお土産リストを用意し、買う物を決めてきます。そのリストに商品が入っているかどうかで勝負が決まるのです。
インバウンドには以下のKEYWORDを抑えておくと、良いですね。
「民泊」の動きが活性化
➡AirbnbやTOMARERUというマッチングサービスが始まった。
免税店の増加
➡免税店の規制が大きく緩和。消耗品(食品、果物、化粧品、飲料、医薬品)も免税対象となった。
和食人気・食べるから体験へ
➡寿司や家庭料理を作って食べたいという文化体験の需要が増えている。
(観光地のありかたを)外国人にリサーチする
➡①ありのままの自然 ②地元の人の対応 この2点を生かした体験ツアーが人気。
観光客に大人気の歌舞伎町・ロボットレストランも、はじめは地味なチラシ営業から始まった。地道なアナログ的営業➡ネットの口コミ・拡散が功を奏す。成功しているスポットは、必ず外国人目線を取り入れている。
多様化するインバウンド市場
➡インバウンドは政治や為替の影響を受けやすく、未来予測が難しい。交通網、観光客、観光客の所得層の多様化。「外国人」としてひとくくりで、マーケティングせず、「狙って売る」ターゲットをしぼるべき。
連携と継続が鍵を握る
➡ディスカウントショップと百貨店の提携、新宿というエリアを売る戦略で、市場を拡大。
IOT 全自動ワールドが見えてくる!
IOTとは〝モノ″をネットワークに接続して、新しいサービスを生み出すための考え方です。
具体的にどんなものがあるのか?
コマツ「スマートコンストラクション」
ドローンを飛ばして3Dスキャナでデータを取り、ショベルカーにデータを入力すると、自動的に(未熟な人の操作でも)斜面を崩すことができる。
車もネットワークでアップデート「テスラ」。
スーツケースにセンサーをつけて、紛失を防ぐ。
コンタクトレンズでグルコースを測定し、糖尿病患者の役に立つ。
冷蔵庫も状況に合わせて、自動で温度管理をして消費電力を削減。
すべての商品にセンサーがついてしまうと、コンピュータに命令されている息苦しさを感じてしまうかも?IOTは加減が大事なようですね。
テロリズム 単独犯テロが見えてくる!
〝日本国内にもローンウルフがいた″と言ってもまだフザけるか?アルジェリア系フランス人リオネル・デュモンはアルカイダの構成員といわれている。偽装パスポートで計4度来日。中古車業者で働いたり、ニセのブランドバックを売ったりしていた。
Q 日本に国際テロはやってくる?
➡2016年は可能性大!伊勢志摩サミットに加えて、各地の閣僚会合がある今年のニッポンは、ま・さ・に・まな板の上の鯉\!
Q どうしてテロは起こるんですか?
➡原因は大きく3つ!!
➊歴史的対立 ❷宗教的対立 ❸経済的対立
Q テロリストになりやすい人間、3タイプ!
➡➊自分が差別されていると感じる人
❷社会に不満を持ち、正義感が強すぎる人
❸ディスカッションの場が不足したネット依存の人
Q 日本でテロが起こりにくいのはなぜ?
➡日本の科学・警備体制は世界一。テロリストが日本の空港を抜けるのは至難の業だから。
Q それでもテロの危険があるのは、こんなケース。
➡➊海外にいる日本人はテロに巻き込まれる可能性大!
❷少人数テロならば、メンバー同士の連絡をする必要がないのでテロリストを見つけにくい。
テクノロジー 世界中の人が喜ぶ顔が見えてくる!
BIGビジネスチャンスを企業家が予測!
昆虫テクノロジーが人類と地球を救う。注目の会社は、Spiber
いま世界の注目を集めている新素材がある。それが―
クモの糸
クモの糸は石油にかわる夢の新素材。なんとクモ糸で、自動車をはじめとする飛行機、電車、船、輸送機器すべてを石油を使わずにつくれます。
さらに、再生医療の分野でも、皮膚、血管、骨などタンパク質でできているものは、将来作れるようになるでしょう。
Spiberの関山氏が、人口クモ糸の大量生産と製品化に成功。そのほかにも、トンボ、ウジ、ノミ、アリの特性を生かした昆虫テクノロジーに今後、大注目です。虫はあまり好きではないけれど、実はハイパーパワーを備えているのですね!!! これからは、虫クンを敬わなくては...。
遺伝子解析がヘルスケア革命を起こす
ジーンクエストの遺伝子解析は、費用10万円。届いたキットにだ液を採取して返送するのみ。その後、科学的根拠に基づいた健康リスクや体質、約290項目が調べられます。受ける人は40代男性がメインで、家族を守るためにかかりやすい病気を知りたいという理由が主です。
将来的には自分の体質を変えることも不可能ではないとか。肥満や薄毛など、できれば避けたいですよね~。
ニッチな家電に世界のマニアが食いつく
注目の旬のテクノロジーBEST6
◇人間の心を予知する「コンテキスト アウェアネス」
買い物した履歴から行動パターンや好みを推測して、情報を教えてくれる。
◇自動運転に欠かせない「映像の合成技術」
クルマの前後左右4か所につけたCMOSイメージセンサーという半導体カメラを基に映像を合成。車の自動運転に欠かせない技術。駐車場での自動走行は、早い時期に実現されそう?!
◇自然エネルギーを実現する「デジタルグリッド」
インターネット網のように電力と情報をやりとりする次世代の送電網。このデジタルグリッドは電力ビジネスで大儲けできる予感?!
◇最高の人工知能を生む「ディープラーニング」
脳のように学習することで、モノや人を認識できるようになる。今後は、顔や声紋、指紋の認証システムが発達するでしょう。
◇圧倒的な快適さになる「5G(第5世代移動通信)」
5Gとは、1秒間に最大10GBのデータをダウンロードできる技術。どれだけ凄いのかは、2時間の映画がブレーレイ並みの品質で一瞬に落ちてくるイメージ。
◇薄くて曲がる「フレキシブル エレクトロニス亅
変化自在の電子デバイス。例えば、丸められる電子新聞やタブレットなど。
なんだか、ドラえもんの世界が近づいてきましたね。これを読んでいるときは、「ふふん。」と鼻で笑って半信半疑でも、2016年が終わる頃には、これらの技術が一般的になっているかもしれませんね。未来はイマよりも明るい 😀
潜在マーケット 巨大ニーズが見えてくる!
◇「小屋リフォーム」がブレーク寸前
住宅リフォームより、手軽で安価に、定期的にできるのが「小屋リフォーム」だとか。そういえば、有名ブロガーのイケダハヤト氏は、かなり前の記事で「小屋」を絶賛していたなあ。やはり、時代の先を読む達人ですね。室内に小屋を作れば、書斎兼寝室になったり(777,000円)、1.5畳の子供部屋兼仕事部屋も作れる。(699,000円)従来のリフォームは○百万円もの費用がかかるのに、小屋は100万円に満たないのが嬉しいですね。また、生活スタイルに応じて気軽にチェンジできるのも今の時代に合っています。
◇「国産アダルトグッズ」がバカ売れ!
誰もが手をつけていなかったマーケットに乗り出した「TENGA」はすごい。昨年は、社員51名で売り上げなんと、約30億円!!!
さて、PRESIDENT NEXT 2月号は「副業」特集。これも楽しみです。
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