2020年2月以降、コロナ禍で海外旅行を我慢してウズウズしている人が多いのではないでしょうか?
かくいう筆写もその一人。この記事は2018年にブリュッセル在住のベルギー人の友人を訪ねた時の旅行計画記録です。コロナ前後で海外旅行への意識も変わったかもしれません。そういった意味では、内容が少しずれているかもしれませんが、コロナ以前の旅行計画を懐かしむ感じで読んで頂ければ嬉しいです。
初めての海外旅行や、語学に自信がない方、旅行中の安全面を重視している方、リーズナブルに要領よく観光地を周りたい方等は、旅行会社主催のパッケージツアーがおススメです。ただし、コロナ以降は安全対策や人数限定で、ツアー料金も値上げするかもしれませんね。
もしあなたがやりたいことや行きたい場所が決まってる、旅の計画を立てるのが好き、ハプニングさえも楽しめちゃる、現地の人と触れ合いたい場合は、断然個人旅行をおススメします!
はじめに。ヨーロッパ個人旅行をオススメするわけ
筆者の独断と偏見で自由にお話します。
1. 単純にヨーロッパが好きだから。美術、インテリア、歴史的な街並みとモダンさが上手く融合しているところ、ビールやワイン、お洒落なカフェなど。
2. ベルギー在住の友人が、ブリュッセルのフラットに招待してくれて、ブリュッセルを拠点にオランダ・パリ周遊が可能になったから。海外に友人がいると、個人やツアーではいけないローカルな場所へ案内してもらえます!友人の家が大きければ、ゲストルームへ宿泊できるかも?欧米の人たちは、気軽に人をもてなすのに慣れていて彼らにとっては、ゲストを宿泊させるのは日常のようなものみたいですよ。
個人旅行かパックツアーのどちらがオススメかは、訪問する場所による
筆者はヨーロッパの街並みが大好きなので、体力があるうちは頑張って10時間以上の遠出をします。ヨーロッパ個人旅行は時差ボケ、荷物の移動など元気でないといけないので、1歳でも若いうちに旅しましょう!石畳の街並みはおしゃれだけど、腰痛持ちにはつらいのでその点ご注意を。
パックツアーでは、イタリア周遊とドイツ・スイス・ベルギーへサクッと周遊。楽ちんだったけど、自由行動が限られているのがネックでしたね。
個人旅行へは、チェコ、フランス、イギリス、オーストリアへ。中でも、ロンドン&パリは4~5回も行ってます。母との旅行はより安全面に留意して行動、旦那さんとのは治安面で安心感がありましたね。やっぱり男性がいると、夜でも歩きやすいと思いました。
これらの旅行経験から、目的地に応じて「パックツアー」か「個人旅行」をチョイスするのがベターだと実感しています。
例えば、ヨーロッパ都市部を中心に観光するなら個人旅行で自由を満喫したい。国境を超えるのも、他都市へ行くのも、鉄道で自由自在。大きなスーツケースを持っての鉄道旅行は、ちょっと大変ですけどね。列車によってはスーツケースを座席に持ち込めないので、荷物置きスペースに山のように荷物が重ねられていきます!そして、いざ自分が降りる時にはうず高く積まれたスーツケース達の中から自分の荷物を運び出し、降りる。しかも停車中の限られた数分間の中で。。。
2018年にベルギーからフランスへ列車で移動した時、まさに上記のようなスリリングな降車体験をしました!といっても旦那さんの華奢な細腕にお任せしましたが。列車での移動が、ベルギーフランス間、フランスーオランダ間、オランダーベルギー間と3回も同様の荷物の出し入れをしたお陰で?!旦那さんの細腕は、旅が終わるころには細マッチョに鍛え上げられました!
でもドイツの街道やイタリア周遊旅行へは、鉄道よりも車移動でないと不便。そうすると、パックツアーの方が断然いい!
続いて、ヨーロッパ都市部を周る方に向けて、4、5か月前からやっておきたい個人旅行・旅の準備をまとめていきますね。
ヨーロッパ個人旅行 旅の準備 【4、5か月前から】
まずは旅の計画を立て、交通費や宿泊代など大きなモノから予約をはじめていきましょうか。
1.ザックリ旅程表を作ってみる
まず出発日と帰国日を決めて、その次に訪問国(都市)を絞り込みます。
1)おススメの旅行の時期は?
会社員や仕事をしている人は、長期休暇を取りやすい時期を見定めて!
さらに航空券のハイシーズンや、気候の極端な時期は避けた方が無難です。
例えば、お盆やGWはフライト価格がハイシーズンなので航空券も高騰!冬はフライト価格が安いけれど、寒く日が短いので観光時間も少なめ。
ヨーロッパは特に、時期により印象がガラっと変わるので、できれば一番美しい春~初夏、秋口に観光するのがおススメだと思う。イタリアは夏は高くて混雑しているようなので、6月か9月頃が良さそう。
また訪問先の季節のイベント(音楽祭やクリスマス等)を狙うならば、ピンポイントで予定を合わせていくのも愉しいかも。
2)旅行期間を決めたら、何都市滞在にするのか絞りこんでみよう。
ヨーロッパ旅行はフライトが最低10時間以上、乗り継ぎ便だと16時間かかることも。移動に2泊費やされるので、現地に何泊できるかで訪問国(都市)数が決まってくるでしょう。
例)
4泊6日 同じ国で2都市滞在
5泊7日 慌ただしいけど、ロンドン、パリ等の2都市滞在。
6日8日 慌ただしいけど、3都市滞在もOK。
7泊9日 余裕をもって3都市滞在できる。
8泊10日 4都市滞在できる。10泊になると、旅の疲れが出て胃もたれ必須。
3)ワタシの旅程表は
1.時期:秋
2.旅行期間・旅行先:7泊9日 ベルギー(ブリュッセル)を拠点にアムステルダム、パリの3都市滞在
3.上記理由:ブリュッセルがオランダとフランスの中間地点にあるので、この2都市をチョイス。タリスという高速鉄道で、3カ国を移動できるのが決め手となった。
身軽なバックパックでアムステルダム-パリ間を旅行できるのが嬉しい!
4.飛行機の移動:往復ブリュッセル国際空港を利用するので、成田-ブリュッセル間のフライト予約をする。
2.航空券の手配
航空券は割高な余りモノを掴まないためにも、出発の5か月前には購入しておいた方が安心ですね。
その時の海外航空券の最安値を探しつつ、最適なフライトを比較検討するなら「スカイチケット」がおススメです。
海外格安航空券予約サイト-skyticket.jp-
スカイチケットは簡単検索で、自分にぴったりの航空券を探すことができる!
それでは、実際にスカイチケットの検索方法、予約画面を見ていきましょう。
1)海外航空券、往復チケットを検索
【出発地、到着地、往路出発日、復路出発日、座席クラス、登場人数】を入力。
下との黄色いボタン「最安値を検索」をクリック!
2)検索結果がずら~っと出てきました!
良さそうなチケットを抜粋してみた。右上の赤字のオンライン価格は、燃油サーチャージ等が含まれていないので注意!
ここでチェックしたいのは、以下の項目↓
【航空会社、出発時間、到着時間、乗り継ぎ回数、トータルの所要時間、オンライン価格】
気になる航空券は、右下の青色「詳細を見る」をクリックしてチェックしてみる。購入まで先がありますので、安心して進めて大丈夫ですよ。
3)フィンランド航空の料金詳細をチェックしてみた!
航空券代金126,100円 + 諸税(燃油サーチャージ等)41,340円=167,340円
2名分合計 334,880円
4)フィンランド航空のフライト情報を詳細チェックしてみた。
ここでチェックしたいのは、乗り継ぎ時間が妥当かどうか。以前、乗り継ぎ時間40分の便に乗った時、乗り継ぎ前の飛行機の到着が遅れて、乗り継ぎ時間に間に合わず猛ダッシュで空港内を走った。そして、乗り継ぎ便の乗客を10分ほど待たせてしまったという痛いハプニングがありました。この教訓で学んだのは、乗り継ぎ時間は最低1時間は必要だということ。乗り継ぎ時間は、1時間~2時間が妥当かと。
5)確認画面で最終チェック!これでOKならば、会員登録と搭乗者情報を入力。
6)申込者情報を入力する
7)搭乗者情報を入力 ※パスポート氏名(ローマ字入力)を間違えると、搭乗できないのでここは慎重に入力すること。
この後、クレジットカード払いの場合はカード情報を入力して完了。手続き完了したら、確認メールがすぐ届くので大事に保管しておきましょう。
8)予約確認画面
スカイチケットに会員登録すると、マイページにログインすることで予約状況が確認できます。
それ以外でも、コチラの画面で必要事項を入力すると、予約確認ができますよ。
9)申込の数日後、Eチケットのメールが届くのでプリントアウトしてください。そのEチケットが航空券代わりになる大切な書類です。
10)航空券のキャンセルについて
スカイチケットの「キャンセル料について」を参考にしてください。
スカイチケットはトラブルのリスクが少なく、安心して航空券が取れます。各航空会社のフライト・最新情報を比較しながら、自分にぴったりの便が簡単に探せる点がおススメです。
海外格安航空券予約サイト-skyticket.jp-
航空券を買う前に、パスポートの有効期限をチェックしましょう。
海外航空券の購入には、搭乗者全員のパスポート番号が必須なので、出発時の残存期間をしっかり確認しておきましょう!
※パスポート残存期間については、滞在国によって3か月~半年など異なるので、事前確認が重要になってきますよ。またヨーロッパの主要観光都市への旅行には、ビザは不要です。
こちらの旅行代理店サイトで、パスポート残存期間とビザについて詳細がまとめてあります。
もし、パスポート有効期限が切れてしまっていたら、お住まいの市役所(区役所)で申請。1週間ほどで交付されるのでその後、航空券の手配をしよう。
パスポート申請時に必要な書類は、以下のパターンに分かれます。無駄な書類申請を省いて、時間とお金の節約をしましょう。
1)身分証明書とパスポート写真、申請書類記入でOK⇒
・お住まいの市役所(区役所)で申請は、「住民票」がいらない。
・パスポート有効期限が1年未満ある「切り換え申請」の場合、「戸籍抄本」がいらない。
2)身分証明書とパスポート写真、戸籍抄本、申請書類記入が必要⇒
・お住まいの市役所(区役所)で申請は、「住民票」がいらない。
・パスポート有効期限が切れてるので、本籍地の役所で「戸籍抄本」申請をする。(本籍地が遠い場合は、本籍のある役所へ返信用封筒を同封のうえ郵送申請もできる。ただしこの場合は、戸籍抄本を手にするまで1週間ほど要するでしょう。抄本料金は1通450円。
3)身分証明書とパスポート写真、戸籍抄本、住民票、申請書類記入が必要⇒
・お住まいの市役所以外(区役所)で申請する場合、住民票が必要になります。住民票1通300円。
パスポート写真は厳重にチェックされるので、髪の毛で顔の輪郭や目が隠れていないか、顔の角度が真っすぐか、表情を作りすぎていないか等、事前にパスポート写真見本の注意事項を確認してから撮影したほうがベター。
詳しくは、パスポートセンター「パスポート写真の規格と見本」をチェックしてみて!
3.宿泊先の手配
ホテルの予約をしましょう。ヨーロッパの物価は日本の1.5倍くらいと言われてます。パリやロンドンは、高くて狭い部屋が多いので宿泊先に求める優先順位を決めておくのがベター。
優先順位チェックシート例
宿泊先に求めるものは人それぞれ。何が大事で何に妥協できるかを考えて、ホテルを選んでみてはいかがでしょうか。
1.立地の良さ
2.安全面
3.部屋の広さ
4.お洒落なインテリア
5.リーズナブル
6.美味しい朝食つき
7.ホテルの知名度やグレード
8.キャンセル料が無料
9.利用者の高い評価
10.Wi-Fi完備
ちなみに、ワタシの予約優先順位は以下のとおり!
1番.キャンセル料無料
2番.立地の良さ
3番.安全面
4番.利用者の高い評価
5番.お洒落なインテリア
※キャンセル料無料の部屋をとりあえず抑えておいて、出発の1か月前に割引率の高くより良い部屋があれば乗り換えを目論んでます!
わたしは、Booking.comのサイトで予約をしました。
【Booking.com】世界のホテル割引予約
割引率も高く、口コミも信頼でき、施設の写真やその他情報も細かく記載されているので、部屋が探しやすくておススメです。
Booking.comで予約すると、ホテル近くにある観光スポット情報を知ることができて、旅の計画にも役立ちますね。それから、定期的にホテルのセールが行われているので予約の乗り換えもしやすいです。
※宿泊価格は日本円で出てきますが、実際の価格は旅行して決済をした時のレートで換算されるので、価格の変動があります。
列車のチケットやその他の手配については、随時アップデートしていきますね。
旅の計画と手配 まとめ
1.ヨーロッパの旅行、個人旅行かパッケージツアーかを選ぶ(交通の便により、使い分けると良い)
2.いつ、どこへ、どれくらい行くのかをザックリ決める(旅行時期は旅の快適さ、印象が変わるので重要!)
3.滞在期間が決まると、おのずと何カ国(何都市)周れるかが決まってくる(無理ない旅程を組もう)
4.渡航日程が確定したら、フライトチケットを取る(パスポート残存期間を事前チェック!)
5.キャンセル料無料の条件で、ホテルの予約をする(キャンセル料無料でリスク回避!)
6.高速鉄道の予約をする(早割り予約を活用しよう!)