インスタグラムに載せる写真のみならず、ブログやライター原稿の写真で人を惹きつけるようなオリジナル写真を撮れたら素敵ですね。そこで、カメラ初心者でもちょっとした工夫で撮影テクが上がるコツを書いてみようと思います。
特にブログは、写真一つで訪問者が「読む、読まない」を瞬時に決めるくらい写真が重要ですので、魅力的な写真を使わない手はないですよね?
今日は、超初心者でも写真のレベルを底上げしてくれるコンパクト デジタルカメラ(コンデジ)、ソニー「サイバーショット RX100」を入門者の立場から紹介しますね。
スポンサーリンク
カメラ入門者は、一眼レフよりコンデジから始めよう!
恥ずかしながら、ちょっと前までのブログ記事用の写真はスマホ撮影でした。スマホ撮影で十分だと思っていました。
けれども、ライターとして取材記事を書くには最低でもコンデジが必要だったのです。コンデジ以上の性能で撮影した写真でないと、メディア記事では通用しないようですね。

ビックカメラで途方にくれていたワタシに、スタッフが助け舟をだしてくれました。
ワタシが出したカメラの条件はコチラ
- コンパクトデジタルカメラ
- 予算は3万円~4万円くらい
- 高性能スマホよりも良い写真が撮れる
- ボケを表現、味のある写真が撮れる
- 選べる撮影設定。簡単自動設定、自分でマニュアル設定。
2万円~3万円のコンデジも店頭に出てましたが、スマホ撮影レベルだそう。スマホと同等レベルならば、コンデジを買う意味もないですよね?!
そして、店員さんイチオシの「ソニーサイバーショット RX100」シリーズの初代を39,510円で購入。
ソニー RX100 シリーズについて、ちょこっと紹介
RX100シリーズは、初代が2012年に発売されてから、2016年のRX100Ⅴまで進化してきました。シリーズがⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴと登場した今でもなお、初代の人気は衰えないそう。
人気の理由は、カメラ自体の完成度の高さ。そして、発売当時よりも価格が下がり買いやすくなったこと。本格的なカメラなのに軽くてコンパクト、小さなカバンにすっぽり収まります。
弱点は、初代のRX100シリーズにwifi機能がないので※、SNSとの連携には不便なこと。
※スマホと簡単連携できるwi-Fi通信機能は、RX100Ⅱから搭載しております。
初代でWi-Fi通信機能をつけたい場合は、Wi-Fi付きのSDカードがおススメです。
写真左上のダイアルで簡単に自動撮影モードに変わります。
カメラの背面には、細かい設定ができるダイアルが付いています。ちょっと自分で設定してみたくなったら、この部分をいじってみたらいかがでしょうか?
RX100シリーズは、ソニーが5段階も進化させて、さらに全機種を店頭で販売しているくらい会社が愛着を持って大事にしているシリーズなのでしょうね。
初心者のワタシが言うのもなんですが...
初代RX100は、『素人でも、簡単にプロっぽい写真が撮れる!!!』『カメラを学びたい人のスタートには、ピッタリの機種』なのではないでしょうか。
簡単にRX100シリーズのスペックを見てきましょう。ソニー比較表のページで仕様をチェック!
RX100 付属品
初代RX100の付属品はコチラ。
- バッテリーパック
- マイクロUSBケーブル
- ACアダプタ
- リストストラップ
- 取扱い説明書
- 保証書
実際にSony RX100で撮影してみました。
まずは初心者に嬉しい、カメラおまかせの自動撮影です。シーン別にダイヤルを選んで、カンタン撮影♫
シーンセレクション
料理
料理が明るくおいしく見えるように撮影します。
ペット
動き回るペットも被写体ブレを抑えて撮影します。
猫カフェの猫たちです。しっかりカメラ目線なのは、さすがですね♡
マクロ
花や料理などに近づいて撮るときに適しています。かなり接近して撮影しましょう。
絞り優先
絞りを調整し、ピントの合う範囲や背景のぼかし具合を変えて撮影できます。
味のある写真を撮りたいときにおススメ。
「ピクチャーエフェクト」機能を使うと同じ被写体でも、全く違くトーンになります。
東京タワーの写真を「ピクチャーエフェクト」で遊んでみました。どのトーンがお好きかしら?同じ構図、同じ被写体でもトーンを変えるとガラっと印象が変わりますね。
RX100 初代が苦手な被写体は?
ここまで長所ばかり紹介しましたが、もちろん短所もあります。ズーム機能は少しなので、遠くのものを大きく撮るには限度があります。月や星を撮影するには向いていません。
ちなみに、スーパームーンを撮影しようとしましたが、全く上手くいきませんでした(; ・`д・´)
RX100シリーズは、光学ズームが2.9倍~3.6倍と遠くの被写体を撮影するのに不向きです。天体撮影は諦めましょう。
カメラ初心者の撮影ポイント!ここだけを抑えて撮影するだけで、レベルアップしますよ!
カメラを上手に見せるコツは、実はちょっとした工夫だったりするものです。もちろん、素人がプロ並みの写真を撮るのは難しいですけれども、「ちょっとイイな。」と言われるくらいの写真を目指していきたいですね。
1.明るさは大事
特に食レポ記事、インスタに食事写真を載せる場合、暗いとマズそうに見えます。撮影後の編集で明るさと温かさをプラスして、美味しそうに見える程度に調整しちゃいましょう。あと、アフィリエイトで商品紹介する場合も、自然の太陽光を取り入れて明るい写真にした方がイイ。
2.歪みがないかグリッド線を表示して、水平と垂直を意識すること。
画面が縦横3分割のグリッド線を撮影時に表示させると、歪みチェックをしながら撮影ができるんだって。
3.写真で何を伝えたいのか意識して。基本の構図を抑えたうえで、構図のセンスを磨いていこう♬
例えば神社仏閣などの観光スポットを紹介する場合は、正面から撮影すると伝わりやすい。
日の丸構図
真ん中に被写体を置くとまとまりのある写真になる。商品紹介などに良さそう。
三分割構図
被写体をあえて中央からずらし、大きな余白をつくることで見る人に空間の広がりを感じさせる構図。あらゆる被写体に使える万能構図。
対角線構図
写真のなかに斜めを作ることで、ダイナミックさや奥行きを表現できる。ちょっと高度ですが、「おっ」と言わせる写真を撮りたいときにおススメ。
4.視点を変えてみる。いろんなポジション(位置)で変化のある写真を撮ろう。
カメラの位置を変えるだけでマンネリ化を防げますね。
ローポジション(低い位置)
犬や猫の視点でみる景色が新鮮ですね。
ウエストレベル
子どもの視点からみた景色。
アイレベル(普段の視点と同じ)
まあ普通の写真ですね。
5.視点を変えてみる。アングル(角度)変えて撮影してみよう。
アングルの変化で、遠近感や奥行きが変わっていきます。
ローアングル
下から斜め上に向かって撮影。東京タワーが巨大化して見えますね。
水平アングル
いつもの視点。安定感を感じさせる。
ハイアングル
上から下に向かってカメラを向ける。見下ろす感じで、愛情を傾けている印象になります。子どもをこの角度で撮ると可愛いです。
6.あえて暗くしたり影をつけることで、趣のある写真にも
明るさが大事!と言いましたが、暗くすることで雰囲気のある写真にもなりますね。
7.常識にとらわれず、自由に撮影してみよう
基本は大事ですが、子どもみたいに自由な気持ちで撮影することで、面白い写真ができるかもしれません。
RX100は、カメラの撮影が愉しくなる!もっとカメラのことが知りたくなる!そんな撮影の魅力を教えてくれる可愛いヤツなんです。
初心者は、背伸びをせずに自動撮影で構図を学んでみたらいかがでしょうか?
慣れてくると、「絞り優先モード」でボケのある写真撮影をしたり、「シャッター優先モード」でスピード感のある撮影が愉しめますよ。
この記事で紹介した撮影方法については、『写真のことが全部わかる本」(オールカラー)を参考にしました。カメラについて一から分かりやすく写真入りで説明している良書です。
【初級編】【中級編】【上級編】に分かれているので、自分の成長具合に合わせて読み進めていけるのが嬉しいですね。いわゆる「カメラ辞典」として一家に一冊あると便利な本です。
スポンサーリンク