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山口揚平氏のセミナー『2020年の社会と働き方のパラダイム』@六本木アカデミーヒルズ

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3月1日に事業家で思想家の山口揚平(やまぐち ようへい)氏のセミナーへ行ってきた。

と言っても知名度は全国区ではないので、『えっ誰ですか?』と反応する人が多いと思うので、ちょっと説明しますね。

 

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山口揚平氏を表す7つのことば

①かつて行列のできた『クリスピー・クリームドーナツ』日本参入にかかわったひと

宇宙開発事業・電気自動車(EV)事業の創業・投資・資金調達にかかわったひと

③企業の実態を※可視化するサイト『シェアーズ』を運営、売却、その後買い戻したひと。現在は、イケメンの兄と共同経営。

※可視化とは、人間が直接「見る」ことのできない現象・事象・関係性を画像・グラフ・図・表などで見れること。

④Gift(ギフト:贈与)経済システムの創業・運営劇団経営、ベトナムのホイアンで2店舗創業、海外ビジネス研修プログラム事業、アーティスト支援等、多岐にわたる複数の事業の運営をしているひと。

『そろそろ会社を辞めようかと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』『なぜゴッホは貧乏で、ピカソが金持ちだったのか?』『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身に着けるべきこと』を書いた著者

TVのコメンテーターであり、いくつかの大学の講師もつとめたひと。

早稲田大学政治経済学部卒業し、東京大学大学院に進む。

 

山口揚平氏を知ったきっかけは?

地元の書店で『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと』が平積みされていた。タイトルに惹かれてページを開いたら思いのほか読みやすく、気づいたら毎日本屋へ足を運び、立ち読みしていた!ワタシは子供英語講師をしているので、保護者参観の時に『何か面白い話を伝えられたらな~』なんて、ネタを探していた訳です。そんな時、出会ったのがこの本☆

 

『2020年の社会と働き方のパラダイム』セミナーの雰囲気

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Twitterの情報で、山口氏が昨年からあちこちでセミナーを開催していることを知った。3月1日のセミナーは、なんと会員でなくても六本木アカデミーヒルズで聴ける!しかも、先着50名様無料ご招待のセミナーとくれば、行くしかないでしょう。当日も受付で苗字のみ口頭で伝えて入場できる、なんとも気軽なセミナーでした。主催はソフトバンククリエイティブ出版で、『10年後世界が壊れても...』を販促目的のセミナーでした。

49階のアカデミーヒルズは、大学の講義を聴講できるようなスペースで、演壇には後部座席からも良く見える程の大きなスクリーンがあり、セミナー中も山口氏が作成した図表が非常に見やすく映し出されていた。50名全員が座れるように、詰めて着席するよう指示があった。

聴講者をざっと見渡すと、20代~30代半ばのビジネスマン(会社員)が大多数。中には40代、50代の会社員もちらほらいたけど、『これからの未来をどうしようか?』がテーマなので、おのずと未来ある20代30代が聴きにくるのはうなずけた。他にも日本語の達者な若い中国人男性、女性が通訳しながらの欧米人男性なども聴講。

時間は19:30~21:00までの予定が、最後は時間押しまくりで、司会者に『もうそろそろ締めてください!』と言われた山口氏が、まだ使われていない資料をスクリーンにパパパパ....と急いで流しながら、最後に伝えたいことをかいつまんで話して15分延長。残りは、フェイスブックに資料を流すから見てね、と。はじめから2時間の設定でセミナーを聴きたかった。

 

 

 山口揚平氏の印象は?

わりと小柄な人ですね。真ん丸の目が40歳でも少年ぽさを表していて、『なにか面白いこと、ないかな?』と好奇心旺盛な小学生を彷彿させました。

笑いを取りにいくのが上手く、セミナーが始まる最初の1分間ですでに1つ目の笑いを取り、つかみはOK自虐的な冗談が多かったので、最後のほうは笑えなくなってしまったけど。客席中央であまり面白くない山口氏の冗談でも、1人大げさに『ワッハッハ!』と派手に笑っているおじさんの存在が妙に気になった...50後半とおぼしきおじさんは親類縁者?出版社のサクラ?お父さん?それとも、熱烈なファン♡?など、いらんことを考えて、講義に集中できなかったぞ<`ヘ´>

ちなみに山口氏が良くつぶやいていた言葉は『東大なんか嫌いだ~(いろいろ事情があったようです...)』『ぼくはニートだったから。』

それから、山口氏は頭の良い人の常で、難しいことを難しい用語で説明せず、時には『この話を女性にしても眠くなっちゃいそうだから~』と、さらっと飛ばして、サルでもわかりそうなくらい簡単な言葉で話してくれたのが、好感持てました。

そして、ご自身でも言っていたのは、『常にエッジのきく場所を求めている。』『自らの体験を通して学び、血肉化した知を社会に還元するという社会を志向』『アカデミズムでの研究から、思想家(著者)・事業家の枠を超えたキャリアを構築してきた』

ワタシの感じた山口氏の印象は、ボーダレス!この一言。自由な思考の持ち主で、常識をとっぱらうほどのアイディアに満ち溢れている。セミナー中、2回意見交換が行われたとき、会場から突飛な意見が出たことにむしろ山口氏は喜んでその発想に感心していた。セミナー中、山口氏は『旅に出よ!』と発信していたけど、『日本の常識は海外では通用しない』を経験して『自由な考え方・創造力』を手に入れたようです。

 

セミナーの内容は

①日本はこれからどうなるのか? ②21世紀の方程式 ③創造の方法論 ④22世紀の世界観 の予定が、後半時間がなくなり詳しくは話されなかった。

山口氏が言うように、伝えたいことはいつも同じ。それを言葉を変えてセミナーで話しているようです。『10年後世界が壊れても...』の内容に準じていましたね。

○日本は世界の1人当たりの名目GDPが低い(イタリアよりちょっと上)しかも、年々下降気味↓。

○日本人の自殺率が高いこと。若者の自殺を防ぐためにどうすればよいのか隣の席の人と数分間、アイディア交換しよう

私の隣りは、30代ビジネスマンで『メディアが自殺のニュースを流すことで、連鎖が広がるので、自殺ニュースを流さないほうが良いのでは?』という意見がありました。

○日本は世界の中でも生産性の低い国

日本の大企業と世界的大企業を比べて、いかに日本企業のムダが多いかを示した。

○航空会社のサービスについて、隣の人とアイディア交換。スクリーンには機内にシートがないフラットなイラストが。

ここでも奇想天外のアイディアが爆裂。『席はいらない。ヨガで瞑想しよう。』『より空を感じるためにプラネタリウムのようにしてみては?』『生命の危機を感じるぎりぎりの体験をさせて、命のありがたさを体感する』『座席は電車の配列と同じように、壁に沿ってシートを配置。センターが広々と使える。』『リフレのサービス』盛り上がりましたね~。

○これからの日本の教育

TEDのようにオンライン講義形式で単位が取れるように。時間のない人は、どんどん早送りをして短時間で単位を取得できるので、複数の学位を取るのも可能?従来のテキストをみんなで読んで、暗記して...という形式の授業は成り立たなくなる。ウルトラクイズのような知識は、グーグルで調べられるので必要なくなる。

○2020年の日本(アジア)は、都市国家型に変わる/地方で国造り

例えば九州は韓国・中国との貿易、四国はイタリアとの貿易(麵つながり?)、京都は古都・観光立国、東京はアジアのお墨付き、福島はツーリズム、東北は北欧と貿易(温泉⇔サウナ)

地方空港とLCCの提携で、アジア地方都市とのパイプラインをつなぐ。地方経済が成功すれば、その土地の地価が上がる。

○これからは友達の数が寿命に関係する?コミュ力の重要性

現代は、タテ社会からヨコ社会への変革期ヨコ社会に必要なのは承認欲求。そして、互いに必要な物をまかなって暮らすシェア経済へ。人は飢え死にしないが、承認されない・認められないと孤独で生きるのがつらい時代。どこかに所属することで、承認欲求が得やすくなる

○コミュニケーションとは要するに距離のマネジメント

コミュニケーションの基本は相手と自分の距離感を測ること。相手との距離を知るには自分の位置もわかっていなければならない。相手との間合いを冷静に感じる格闘技のようなもの。友人や身内とビジネスを興す時は、双方の関係性が複雑になるから気をつけたほうがいい。

○21世紀に必要なもの、20世紀に必要だったもの

20世紀に必要だった3Cは、キャッシュ(お金)、コネクション(人脈)、コンペティティブネス(競争力)

そして21世紀に必要な3Cは、キュリオシティ(好奇心)、クリエイティビティ(創造力)、クレディビリティ(信用力)

好奇心を持って異文化にあたり、そこから触発されて何かを生み出す。そして信用力は、人間関係を結ぶ原点となる。

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刺激とパワーをたくさんもらえた、充実の1時間45分。男女の若手会社員がほとんどを占めるなか、さほど居心地の悪さも感じずに楽しみながら聴講できました☆帰りには、やっと『10年後世界が...』のサイン本を手にして、ほくほく顔で岐路についた。

詳しい資料と講義内容が知りたい場合は、山口揚平氏のフェイスブックで資料を見れるみたいですよ。また、こういう機会があれば行ってみたい充実のセミナーでした♬

 

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