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「平成という時代を振り返る」ライティング講座の課題より

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こんにちは、かりんです。最近、個別指導のウェブライター講座に通い始めました。昨年、未経験で取材ライターを半年ほど経験させてもらいましたが、ライターとしてやっていくには力不足だと感じたからです。

今回は、「FWAフリーライター養成スクール」のトライアル講座から。現役ライターによる3回の添削で、プロ仕様の記事に仕上がりました!以下が完成原稿です。(原稿の転載許可は取りました。)

テーマは「平成という時代を振り返る」、文字数は1200文字前後、文体は「である調」です。

「平成人は自由人 インターネットがもたらした新しい生き方」

”Merry Christmas!”

ベルギーの友人からWhatsAppのメッセージが届いた。お返しに、表参道のイルミネーションをバックに自撮りした写真をメッセージにそえる。スマホ一つでポチっと全世界へメッセージが送れるとは、なんて便利な世の中になったのだろう。

昭和の終わり、留学先のフィラデルフィアで知りあったクラスメートやステイ先の子どもたちは、今ごろ元気だろうか?ネット通信がなかったあの頃、彼らとは文通でやりとりをしていた。切手を貼り投函し、アメリカへ郵便が届くまで1週間。いつしか返事が止まったまま、いつの間にか30年も過ぎてしまった。

時は平成となり、無料でLINEやSkypeのテレビ電話がたのしめる時代。海外の友だちとも、まるで会っているような距離感だ。ボーダーレスに、一瞬に、自由に誰とでもつながれる。それが平成のネット社会だ。

ネットで買い物をしたり、スクールで学んだり、仕事だって出勤せずにオンラインで済ますことが現実的になってきた。英語学習は、駅前留学をしなくてもSkype講座でブラッシュアップ。参考書を買わなくても、海外の数あるサイトから自由に講座を選び、本場の英語に触れることができる。いずれにしても、自分でよいものを選びとる審美眼が必要だが。

また近年では、ネット時代の新しい職業も次々と生まれた。ブロガーやアフィリエイター、インフルエンサー、オンラインサロンの運営者、ウェブライター、youtuberなどがそうだ。彼らは20代~30代を中心に、「会社員」という枠組みから逃れ、影響力を武器に多様な働きかたを開拓している。就職氷河期に就職からあぶれた若者が「フリーター」という新たなジャンルを作ってから早20年。ここ数年の「働き方改革」により、会社員の副業もみとめられるようになった。

このように、平成という時代には、働き方も生き方も大きく多様化した。女性の生きかたも、例外ではない。

昭和の時代、女性の人生は結婚にしばられていたように思う。結婚適齢期はクリスマスケーキに例えられ、「25歳(25日)を過ぎると売れ残り」と陰ぐちをたたかれることもあったという。

一方、仕事に生きがいを感じた女性は、結婚をあきらめてキャリアを選んだ。「結婚」と「仕事」を両立させることは、一般的ではなかったのだ。世間体という目にみえない有刺鉄線が、女性の常識からはずれた生きかたを阻み、がんじがらめにしたのかもしれない。

それに比べると、平成の女性は自由になったものだ。晩婚化が進み、適齢期よりも出産年齢を逆算して婚活するのが現代風。また共働き世帯が増え、イクメンというコトバが定着した。妻がバリバリ仕事をして家庭的な夫が主夫をするように、平成の夫婦は人それぞれ。同時に、パートや契約社員、正社員、フリーランス、専業主婦など自らが自由に働きかたを選べるようになった。

“平成時代”。

インターネット革命がわたしたちの暮らしを大きく変えた。ネットは産業を高速化し、個人と世界をつなげ、私たちの意識までも大きく変えた。

また、平成とは、学びかた、働きかた、生きかたが自由に選べる「多様化」の時代だった。自由は決してラクではない。自分で選んで、その責任をとる必要がある。たとえ失敗しても自己責任、だれも責めることはできない。

だがこの時代、自由を手にして能動的に動いた人には生きやすく、追い風になったのではないだろうか。

FWAフリーライター養成スクールについて

FWAの紹介をする前に、なぜ私が数あるライター講座からコチラの講座を選んだかを伝えたいと思います。

自分に合うライター講座をどうやって選んだの?

ライター講座はググると沢山でてきます。そして費用も安くはない。ならば、じっくり検討して自分に合った講座を探そうではないか!と思ったわけです。それは、「みんなが行っているから~」とか「SNSで多くのひとが呟いてるから~」とか受け身的な判断ではなくてね。それから「5ちゃんねる」の悪口もキチンとチェックしました。だって、"火のない所に..."っていう諺もありますから。

数あるライター講座から、自分に合ったモノを選ぶのに一番大切なのは「想像力」です。その講座を学習している自分を想像してみました。例えば....

  • 講義形式で学ぶ?ライター仲間を作りたいのか?
  • ライティング課題は、1人1人個別にチェックしてもらえる?
  • 経験者向けの講座か、初心者向けの講座か?
  • 通う場合は、講座期間に無理なく時間が取れるか?
  • そこでは何を学べるのか?ブランディング?それとも実践的な書き方?
  • そのスクールを卒業したあと、その先に何が見えるか?ライターまでの道すじが想像できるか?
  • そのライティング講座は、自分のカラーに合っている?そのスクールに入って自分が浮いてしまわないか?

実際「明日のライターゼミ」は1か月体験し、オンラインで講義を拝聴しました。講師は影響力のある方々ばかりで、トークも聴きごたえがあり素晴らしかったです。そして「明日ゼミ」は、どうやら現役ライターさんがブラッシュアップするのに適しているのではないか?と思ったわけです。つまり、初心者にはちょっと敷居が高そうだ、と。

そして「天狼院書店」のライティングゼミは、偶然エソラ店にいらした三浦店長からお話を伺うことができました。月会費もリーズナブルで、初心者がほとんど。三浦店長はフレンドリーで好印象でした。講座はライティングスタイルが確立されているようで、その公式に当てはめると誰でも上手な文章が書けるそうです。そして公式サイトに掲載された生徒さんの文章は、どれも読みやすかった。しかし、ウェブライターとして今後やっていくには、幅広い書き方を学んだ方が役に立ちそう。そういった面で、型にはまったライティングスタイルを学ぶのはリスクがあるのでは?と思ったわけです。

どの講座にしようか迷っているとき、「ストリートアカデミー」の講座から「FWAフリーライター協会 ライティング講座入門」に出会いました。

FWAフリーライター協会 ライティング講座について

講師はFWA(フリーライター協会)代表の新屋弥生先生。朝日新聞社やぐるなび等たくさんのクライアントを持つフリーライターさんです。講座の進め方は以下のとおり。

月に一度、課題が出ます。その課題を週に一度ずつ3回の書き直しを経て、クオリティの高い原稿に仕上げていく練習をします。

FWA Free Writer's Associationより

詳しくは公式サイトをどうぞ。

公式サイトや新屋先生の取材記事を拝読して、以下の点で「いいかも!」と思ったわけです。

  • 講座費用がリーズナブル
  • 課題を丁寧に指導してくれそう
  • 無理なく続けられそうなペース
  • 課題は徐々に難易度を上げていき、幅広い分野の書き方が学べそう
  • 新屋先生の受けているような取材ライターを目指したい
  • 努力して一定のレベルに達すると、FWAフリーライター協会のメンバーになり一緒にお仕事ができる可能性も?

いずれにしてもライティング講座は、相性があります。添削してもらうには、まずは自分で一から記事を書かないといけません。それが難しいならば、まずは書き方から教えてもらう講座を探した方がよいかも。

今後もライティング講座の完成原稿を、コチラで紹介していきますね。

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