訪日外国人観光客がここ数年増加しているなか、2015年1月からボランティアガイドをのんびりペースで始めています。
今までご案内してきた観光客の出身地は色んな場所から。カップルやご夫婦、親子、友だち、1人旅など、主に1人~4人をご案内してきた。
- アメリカ
- ブラジル
- アルゼンチン
- カナダ
- オーストラリア
- イギリス
- フランス
- イタリア
- スペイン
- ノルウェー
- ベルギー
- リトアニア
- イスラエル
- サウジアラビア
- フィリピン
まだ経験浅いけれどボランティアガイドしてきて良かったこと、辛かったことなどを書いてみようと思う。
この記事を読んで興味を持ってくれたら、ぜひあなたも『外国人観光客のボランティアガイド』に挑戦してみませんか?
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2018年より資格がなくても有償で、外国人観光客のガイドができるようになったけれども。。。
プロとしてガイドを行うには、やはり語学力・一般常識・地理や歴史などに精通していないと厳しいだろう。
平成29年までは、通訳案内士の国家試験に合格した有資格者のみが、有償で観光案内するのが前提だった。そして試験合格には、【高い語学力、日本全国の歴史・地理・文化等観光に関する高い知識】が必要となっていた。
しかしながら平成30年1月4日より、通訳案内士の業務独占規制が廃止され、資格がなくても有償でガイド業務が行われるようになった。
法律では、無資格でも有償ガイドが可能になったとはいえ、やはり体系的に知識や技能を積み上げてきた有資格者のレベルには到底かなうはずもない。
不十分な知識、意思の疎通が十分でない語学力では、プロフェッショナルとしてお金を頂くのは恥ずかしいと思ってしまう。もし、私が有料ガイドができる日が来るとすれば、そのときは語学力・知識・エンタメ力をもっと鍛えてから参入しようと思います。
外国人観光客のボランティアガイドに求められる能力や資質など
外国人観光客のボランティアガイドになるには、敷居は高くありません。
それでは、どれくらいの語学力(ここでは英語)、その他の能力が必要になるのかを考えてみましょう。
ボランティアガイドに最低限必要な英語力は?
資格はあくまでも資格、必要なのは実際に使えるかどうかなので、ここでは目安になります。最低英検2級以上でOKなのではないでしょうか?
ただし、日常英会話に困らない英検二級以上です。
ボランティアガイドの種類によりますが、訪日前にやり取りする必要のないガイドであれば、会話力のみでOKです。
私の場合は、訪日前からメールやSNSでゲストさんと観光ルートを決めるためのやり取りをしているので、ライティングでのコミュニケーションが取れることが絶対条件になります。
ボランティアガイドの採用試験では、資格の有無よりも、実際の試験で『とっさの会話力』『ライティング力』を試されました。
ボランティアガイドに求められる資質、能力は?
以下のとおり、こういう人がボランティアガイドに向いているのではないか?長く続けられるのではないか?列挙してみました。
絶対に必要なのは、行動力と積極性!
せっかくガイドメンバーになっても、自分から行動を起こさないとボランティア自体をしなくなっちゃうから。
臨機応変に動けること!
ガイド当日は何が起こるか分からない。ゲストさんの体調がイマイチだったり、予定していたガイドルートを既に自分たちで周ってしまっていたり、急に○○したくなった!と言われて予定変更したり....と予定調和にいかないこともある。
そんな時に引き出しを沢山持てるよう、臨機応変に動こうとするガイドさんになりたい!
独りよがりでない!
ガイドをはじめたばかりは、私は独りよがりなガイドもしたものだ(;´・ω・)
自分の興味のある場所・モノは、ゲストさんも喜ぶハズと信じて疑わなかった。自分が決めたガイドルート通りにきっちりと周ることが、ガイドの成功だと思っていた節もあったな。。。
客観的に『今ゲストさんはどういう気持ちかな?興味なさそうかな?疲れているかな?他の場所へ行きたがっているかな?』ということを汲み取って、柔軟にガイドできることが満足度につながるのではないでしょうか。
一般常識のあるひと、あまり個性的すぎないひと
友だちとしては、個性的なひとも良いとは思うけれども、どんなゲストさんが来るか分からないので、普通っぽい人の方がゲストさんは安心するのではないでしょうか????
健脚な人!!!
旅行者の常として、みなさん良く歩きます!一日1万歩も2万歩も!
そんな健脚なゲストさんの先頭を切って歩いていくには、ガイドもやっぱり健脚の方がラクですよね~。
ということで、沢山歩いても疲れにくい人、できれば腰痛や膝痛がない方が愉しみながらガイドできますね☆
外国人観光客のボランティアガイドは、なるのは比較的簡単だけど、続けるのには努力が必要
稼働中のボランティアガイド数が、訪日観光客の数に達していないので、ガイド需要がまだまだあります!なので、ガイドになりやすいんですね。
しかしながら、無償ボランティアなので、自分が辞めたいときに気軽に辞めることもできるんです。あなたが突然ガイドを辞めても、誰も困らないし生活が窮することもないんだから。
ボランティアは『自発的な』という意味のとおり、『自分でやろう♬』という気持ちがなくなった時が『ジ エンド』です。
ボランティアガイドが続かない理由は人それぞれ
以下の理由で、ボランティアガイドを辞めてしまっているのではないでしょうか。
- 仕事が忙しくてボランティアをする時間が無くなった
- 趣味や他の愉しみが出来て、ボランティアの優先順位が低くなった
- 家庭の事情でできなくなった
- 健康上の理由
- めんどくさくなった
- やらない期間が空いてしまい、フェイドアウト
- やってみて、自分には向いていないと思った
- 疲れた
ボランティアガイドを続けるには、ある程度自分に課していった方がイイ
私もガイド1年目は、もう夢中で回数もそれなりにこなしました。愉しいから、どんどん出来ちゃうんです。
でも、そういうマイブームって長くは続かないんですね。
コンスタントに長く続けているガイドさんを観察していると、一定のリズムがあるようですね。予定を組み込んで、生活の一部にしてしまっている。
外国人観光客のボランティアガイドは開運行動そのものだ
シャンタル・デュモには、『開運記事』が沢山あるように、ワタシは日々『開運』を意識して行動しています。
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2018年も幸せを呼び込むために☆今年の開運風水を要チェック✍
こんにちは、かりんです。 今年もドクターコパの開運風水を買っちゃいました。新しい年を迎えるまえの心構えとして、読んでおくのも良いかな~と思いまして。 この記事では以下の開運本について書い ...
そして、この外国人観光客のボランティアガイドも、開運行動につながっていると実感してます☆
どうしてか?というと....
- 旅行者はHAPPYな人が多い。(旅行できる経済力、精神的にも幸せ度が高い)
- HAPPYな人と半日以上一緒に過ごすことで、幸運が自分にも移る。
- 人に感謝される。陽徳を積む。
- 観光客と一緒に神社仏閣へ参拝することが増える。
さらに、ボランティアガイドメンバーとの交流もあります。ボランティアメンバーは、自分の好きなことをボランティア活動する、心の余裕や金銭的余裕のある人ばかりなので、恵まれているひと=HAPPYな人が多い。
HAPPYな人が多い集まりは、とっても良い気が集まる場所。ある意味強烈なパワースポットになる。
結果、ガイドメンバーとの交流のあとは、気持ちも晴れやかでスッキリするんです。
外国人観光客のボランティアガイドをやっていて、良かったこと
ガイドして良かったことは、いっぱいありますよ。例えば...
- 東京に詳しくなった(観光名所も最新スポットも)
- 日々、色んなことに疑問を持つようになったので、情報収取能力が身についた
- 英語のライティング能力がUP↑ 特に、英語のチャットが早くできるようになった。
- インバウンドのニュースは、特に身近なものとなり情報を肌で感じられるようになった
- 色んな国の外国人との交流が楽しく、既存の価値観や常識にとらわれることが無くなった(柔軟な発想)
- 生きた文化交流ができること
- 年末年始のカウントダウンは、WhatappやメッセンジャーのSNSで世界の友達と祝いあうのが愉しい♬
- 東京・日本を外国人観光客目線で見ることができ、違う角度からモノを眺めることができるようになった
- 外国人観光客と観光している時、お店の人たちの対応がとても親切で嬉しくなる
- ガイドした中には、1年以上もSNSで頻繁に連絡を取り合う友達もでき、面白い写真の交換や、彼らに会いに旅行へ行くことも。
外国人旅行者から頂戴したお土産の数々
金銭の授受はないけれど、たまにお土産をもらうことがあります♡
チョコレートやお菓子、アイスワイン、手袋、スカーフ、レースのハンカチや扇子、置物、絵本、洋書、美術書、シルバーの置物、マスコットなどなど。
大切な宝物です。
もし、ボランティアガイドに興味を持っていただけたら、英会話を少し頑張って勉強して、おもてなし&国際交流に挑戦してみませんか?
お金にはかえられない貴重な経験という財産をつくることができますよ(*'▽')